4/10に<神碑の泉><神碑の穂先><群雄割拠><スキルドレイン>が規制されて流石にもう無理かと思いましたが罠型神碑(ルーン)は健在でした。
規制が入る前にダイヤ1へとも思いましたが、最強と言われるティアラメンツを倒して上がりたかったので待つことにしました。
「さぁ、かかってきなさい!」
そしてワクワクしながら戦ってみた結果、絶句しました。
そんな馬鹿な…。
DCで鍛え上げたこのデッキが手も足も出ないなんて…。
そして実装から2日目までは良い構築を見いだせずボコボコにされ続けました。
更に、Twitter上では「ティアラメンツ強すぎw」みたいな調子に乗っている人を見て怒りに震える始末。
その怒りを糧にティアラメンツをガンメタできる構築を研究し、実装4日目にはティアラメンツを圧倒してダイヤ1に到達できました。
どうやら強くなりすぎてしまったようだ…。
15連勝も出来るほどに…。
と言う事で、今回はダイヤ1に到達したデッキを紹介しつつ、試してみたカードたちの紹介もしていこうと思います。
ランク戦使用結果
使用期間 | 2023年4月度(規制後) |
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ランク帯 | ダイヤ4~1 |
戦績 | 19勝/20戦(勝率95%) |
最高連勝数 | 15連勝 ← 過去最高new⤴ |
デッキレシピ・構築
デッキ内訳 | 23枚 | 24枚 | 8枚 | 0枚 |
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- メインデッキ
- エクストラデッキ
※EXは神碑モンスター以外はほとんど使わないので自由で構いません。
コンセプトは【ティアラメンツを狩る】
墓地メタで展開を封じる
ティアラメンツは墓地効果で展開していくデッキです。
そのため、【墓地に送らせない】【墓地で効果を発動させない】の2点に絞ってメタカードを採用しました。
なお、墓地メタで【1枚のカードをピンポイントで無効にするカード】はティアラメンツの展開力を考えると抑えきれないので採用しませんでした。
永続罠の中心カード<御前試合>のリストラ
今の環境は【ティアラメンツ】が7割、【ふわんだりぃず】と【エクソシスター】で2割、その他1割といった具合に環境が偏っています。
環境の大半を占めるティアラメンツは属性縛りをするより墓地メタの方が刺さりますし、エクソシスターに至っては属性縛りは無意味です。
また、ティアラメンツを闇属性で縛れたとしても<カレイドハート>を出されるとバウンスを止めるのは厳しいですし、<ガーディアン・キマイラ>という選択肢も排除できないのでそれほど拘束力は高くないです。
※<御前試合>が全く使えないわけではないですが、優先度は以前に比べて落ちたと思います。
4つのスパイス
カード名 | 説明 |
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・先攻であれば<灰流うらら>をほぼ確実に止められるので<命削りの宝札>や<神碑の穂先>等で安定した動きをすることができます。 ・ティアラメンツのメタデッキで使われる【ふわんだりぃず】はこれ1枚で封殺できます。 |
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・ティアラメンツを簡単にメタることができて自分への影響が一切ない最強メタカード。 ・レア度がRなので誰でも簡単に入手できるほか、他の強力な墓地メタ(<マクロコスモス>や<ソウルドレイン>)と違い発動のラグが無い分後攻でも十分使えます。 |
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・ティアラメンツだけでなくイシズギミックもメタることができます。 ・ティアラメンツのメタデッキで使われる【ふわんだりぃず】もメタることができます。
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プレイングのポイント
無理して<神碑の泉>をサーチしてこなくても良い
<フギン>の効果で<神碑の泉>をサーチする場合、<フギン>を出すのに1枚+サーチコストで1枚の計2枚手札を消費することになります。
そして、これには3つの問題点が存在します。
➀サーチを止められる
➁<神碑の泉>を貼れても回収効果でドローができない
③SSによって<命削りの宝札>や<強欲で謙虚な壺>を発動できなくなる
➀は<灰流うらら>や<無限泡影>で止められる可能性。
➁はイシズギミックで止められる可能性。<ディメンション・アトラクター>や<マクロコスモス>等で除外されて墓地が貯まらない可能性。
これらを考慮すると<フギン>はリスクとリターンが合っていないのであまりオススメはしません。
<破壊の神碑>の使い道
ティアラメンツが相手の場合、<破壊の神碑>は<壱世壊=ペルレイノ>に使うようにしましょう。永続罠を貼れても<壱世壊=ペルレイノ>③の効果で破壊されてしまう(フギンで守ることもできますがリソース切れすることがある)ので<破壊の神碑>はなるべく手元に持っておきましょう。
補足をすると、
・<ソウルドレイン>を貼っている
・先攻で<次元の裂け目>を貼っている
以外のとき、<破壊の神碑>は手元に残しておいた方が良いです。
試して不採用になったカード
カード名 | 不採用理由 |
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<キトカロス>を止めるのに採用してみました。が、<壱世壊に澄み渡る残響>で戻されたり<簡易融合>で出されたりする等、抜け道がいくつか存在しメタとしては力不足と判断しました。また、<命削りの宝札>との相性が悪く、召喚権は<天岩戸>か<インスペクト・ボーダー>に使いたいので無条件で切れないこのカードは合っていないと思い不採用としました。 |
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ティアラメンツの先攻展開を止めるのに採用してみました。が、1枚無効にしたところで止まるようなデッキではありませんし、そもそも神碑デッキは<ルルカロス>や<ドラゴスタペリア>、<ミドラーシュ>の影響をほとんど受けないので止めなくてもいいやという結論に達しました。 |
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相手の墓地からティアラメンツを戻せば融合を止められると思い採用しました。が、このカードは強制効果なので意味がありませんでした。チェーンは強制効果→任意効果の順で組まれるので逆順処理により融合が先に行われます。(きちんと効果を読んでいれば試す必要もありませんでした…。) |
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融合効果を持つティアラメンツは全て闇属性なので採用してみました。が、最近の環境ではティアラメンツ以外で闇属性を使うデッキが少なく汎用性の低さから不採用としました。 |
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融合全般を封じられる上、神碑融合モンスターは融合召喚扱いではないのでこちらへの影響も無いことから採用してみました。が、これを入れるくらいなら【次元の裂け目】や【ソウルドレイン】の方がティアラメンツにも他のデッキにも刺さるので汎用性の低さから不採用としました。 |
最後に
現在の環境は【ティアラメンツ】【ふわんだりぃず】【エクソシスター】で9割以上を占めているのでメインとなる【ティアラメンツ】のメタを主軸に残りの2つも意識したメタカードを採用しました。
ティアラメンツ人口が減るまではこの構図は変わらないと思うので新規テーマが実装されるまではこの構築でいけるんじゃないかと思っています。