【FX】調印式も終え、来週からは政策金利の発表が始まる!まずは欧州から! | 【週次報告2020年1月19日】

今週は月曜日にドル円で稼がせてもらいました。

 

週半ばはユーロドルでヒヤッとすることもありましたが、こちらも何とかプラスで決済できました。

 

プラスが続く。これはもしや神田明神の参拝効果なのか…

 

(´-ω-`)ありがたやー
  人

 

※通貨の動きを表現する際、「下落」は「円高」を指します。
※当ウェブサイトは相場予想やその他情報を掲載しておりますが、その正確性については一切保証せず、またこちらの情報を用いたことによる、いかなる損害に対しても補償の責を負いません。必ずご自身の判断でお取引いただくようお願い申し上げます。

  

 

月曜日:1月13日

通貨 内容

GBP

ブリハ英MPC委員

「国内の成長に関するデータに早期かつ著しい改善が見られない限り、今月の政策会合で利下げに票を投じる」(13:33)

USD

アトランタ連銀総裁

「米経済は総じて上手くいっており、FRBは何らかの変化があるまで様子見でいるべき」

「もし消費・雇用動向の弱まりや企業投資の変化があれば政策を変えるべき」(03:02)

火曜日:1月14日

通貨 内容

USD

米財務省が外国為替報告書を作成。中国の為替操作国指定を解除し、「主要貿易相手国に為替操作はなかった」との見解を示した。(07:06)

CNY

中国税関当局者

「米中第1段階合意は中国の対米輸入を押し上げるだろうが、その他の国からの輸入には影響しない見通し」

「米国による中国の為替操作国認定の解除決定は正しい選択であり、二国間貿易に前向きな意味合い」(12:18)

GBP

タイムズ紙

12月の会合では2名しか利下げを支持した委員はいなかったが、13日に利下げを支持したブリハ委員や、今年に入りカーニー総裁までも「比較的迅速な対応が望まれる」とし、テンレイロ委員も「今後数か月の間に刺激策を議論する予定」とハト派発言が目立っている。(15:41)

→利下げの可能性が高まっていることから、1月30日のMPCは注意が必要となる。

GBP

ジョンソン首相

年末までにEUとの通商合意を確保する可能性が非常に高い」(17:24)

水曜日:1月15日

通貨 内容

USD

ムニューシン米財務長官

「米国は対中関税を第2段階の署名後に見直す」(07:59)

 ↓

クドローNEC委員長

「中国が第1段階合意の内容に耐えられるならば新たな交渉を開始」

「第1段階合意、中国の追加購入は製造関連750億ドル、エネルギー500億ドル、サービス400億ドル」

「第1段階合意の署名後に第2段階の交渉が始まる」(23:49)

 ↓

トランプ大統領

「中国は知的財産について著しく執行可能なコミット」

「包括的かつ完全な執行能力のある通貨の合意が成立」

「合意が発効し次第、第2段階の交渉を開始」

「全ての関税は第2段階の合意をまとめた時点で引き下げ」

「中国との第3段階交渉は不要と考える」(02:43)

 ↓

劉鶴中国副首相

「第1段階合意は最も緊急を要する案件を入れた」

「中国は合意内容を厳格に履行する」

「中国企業は米製品を市場情勢に沿って購入」(03:02)

 ↓

貿易交渉を巡る「第1段階の合意」で正式に両国が署名した。(03:06)

→第1段階の合意がなされ、ひとまず市場に安心感を与えました。しかし、第2段階の交渉が始まれば再度難航していくでしょうから、第2段階の交渉が始まった際はリスクオフに気を付けてポジション取りをした方が良いでしょう。現段階ではトランプ大統領は「第3段階の交渉は不要」と言っていますが、彼の話を鵜呑みにするのは良くないということを誰もが分かっています。今後交渉が始まればトランプ大統領は様々な発言をするでしょうが、あまり偏った見方はしない方が良いと思います。

GBP

サンダースMPC委員

「中立金利はBOEの見通しよりも低くなる可能性」

「英労働市場が弱くなるリスクがある」

「ブレグジットの不確実性は引き続き経済の重し」

「BOEの政策余地はほとんどないにも関わらず、積極的な行動が必要」(17:43)

木曜日:1月16日

通貨 内容

CNY

中国財政省(合意声明)

「中国は今後2年で少なくとも2000億ドルの米国のモノとサービスの追加購入で合意」

「中国は今後2年で320億ドルの米農産物追加購入で合意」

「中国は今後2年で524億ドルの米エネルギー製品追加購入で合意」

「中国は今後2年で777億ドルの米製品の追加購入で合意」

「中国は今後2年で379億ドルの米サービス追加購入で合意」(11:49)

CNY

劉鶴中国副首相

「米国の農産物の輸入は市場原理に基づいて行う」

「中国企業は米農産品を消費者の需要により輸入する、市場には需要と供給がある」

→「中国企業は米農産品を消費者の需要により輸入する、市場には需要と供給がある」。この文章を読んだとき、真っ先に考えたことは「中国、市場の需要が無かったことを理由に追加購入を合意した分満たさないんじゃないの?」ということですね。おそらく第2段階の交渉中は購入を続けるでしょうが、話がまとまったら購入をストップしそうで怖いですね。

EUR

ECB理事会議事要旨

「政策は不必要な副作用を軽減するために調整されるだろう」

指標は弱いが、成長の勢いは安定している

「コアインフレが緩やかに上昇する兆しがある」

「銀行収益に関する政策の効果はポジティブ」(21:34)

EUR

EU議員(通商担当)

「EUと英国の交渉を優先する」

年末までに英国との交渉が全て終わるとは思えない

「トランプ大統領はまだ関税を考えている」

「トランプ大統領は短期的(今から選挙までの間)考慮するようだ」

「我々はとても開かれているが、中国は開放されていない」(22:06)

金曜日:1月17日

通貨 内容

EUR

ルメール仏財務相

米国が制裁を課せば、EUは速やかに報復する」(19:32)

 

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仲値・最高値・最安値

  1/13 1/14 1/15 1/16 1/17
最高値 109.947 110.213 110.015 110.180 110.291
仲値 - 110.16 109.95 109.95 110.33
最安値 109.512 109.857 109.791 109.857 110.049

 

ドル円 仲値 最高値 最安値 2020年1月13日から1月17日

※月曜日は祝日のため、休場。仲値は仮置きです。

 

<仲値を中心とした乖離率>

  1/13 1/14 1/15 1/16 1/17
最高値- - 14.9% 29.0% 71.2% -16.1%
-最安値 - 85.1% 71.0% 28.8% 116.1%

 

<最高値・最安値の時刻>

  1/13 1/14 1/15 1/16 1/17
最高値 6時~7時 9時~10時 7時~8時 6時~7時 9時~10時
最安値 7時~8時 3時~4時 23時~0時 9時~10時 0時~1時

今週の動き

月曜日火曜日に上昇する場面も見られましたが、SLを付けに行く動きでありトレンドが出るほどではありませんでした。やはり15日の米中第1段階署名が目前であったために、積極的にポジションを傾けるとまでは行かなかったようです。また署名後は利益確定の売りもそこそこで下値を試す展開ともならず、109.80-110.20ほどの狭いレンジ内で終始動いておりました。

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1/20~1/24の予想

予想値幅:109.50円~110.70円

ポジティブ要素

特筆すべき内容はありませんが、110.30からSLが並んでいるため上値を試す可能性はあります。

ネガティブ要素

トランプ大統領に対する弾劾裁判や21日~24日のダボス会議に焦点があたり、上値が重くなることが考えられます。またトランプ大統領がEUに対して自動車関税25%賦課を示唆していることで米欧の関係悪化が懸念されています。

 

取引:~109.95L。110.40S~。あとは状況に応じて。