今週の相場は特に複雑なものではなく、そう動くよねと言った感じで納得できる相場でした。
無茶はしないようにしていましたが、最後に変なポジションを持ってしまい週明けを迎えることになってしまったことはここだけの秘密として…。
まずは今週の出来事を振り返っていきます。
※内容は時系列毎に記載しています。
※当ウェブサイトは相場予想やその他情報を掲載しておりますが、その正確性については一切保証せず、またこちらの情報を用いたことによる、いかなる損害に対しても補償の責を負いません。必ずご自身の判断でお取引いただくようお願い申し上げます。
月曜日:11月11日
《窓開け:なし》
人民元:1ドル=6.9933元
通貨 | 内容 |
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USD |
NY/カナダ休場。(ベテランズデー/リメンバランスデー) |
HKD |
土日に香港デモの参加者が負傷した。(警察官が発砲) →ドル円の上値を抑える要因となった。 |
GBP |
ブレグジット党党首 「ブレグジット党は317選挙区で保守党とは争わない」 |
火曜日:11月12日
人民元:1ドル=6.9988元
通貨 | 内容 |
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NZD |
RBNZは四半期レポートで今後2年間のインフレ率予想を1.86%から1.80%へ下方修正。今後1年間のインフレ率予測も1.71%から1.66%へ下方修正。 |
HKD |
香港中文大学で警察がデモ参加者に向けて催涙ガスを発射し、参加者は火炎瓶で応戦、一部参加者が逮捕された。 |
GBP |
ブレグジット党党首 「これ以上保守党を支持するつもりはない」 →前日の発言に対する火消し。 |
USD |
トランプ大統領 「欧州は貿易で酷い障壁を米国に対して作っている、一部は中国よりも悪い」 「中国が取引をしなければ、中国からの輸入品に大幅な関税を課す、25%の関税を全て受け取るのも悪くはない」 |
水曜日:11月13日
人民元:1ドル=7.0026元
通貨 | 内容 |
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NZD |
RBNZは政策金利を1.00%に据え置くことを決定。(予想0.75%への引き下げ) →結果を受けて1円ほど急騰。総裁の発言後は徐々に上値を切り下げていった。
RBNZ総裁 「必要であれば追加の金融緩和を行う」 「現時点で行動する緊急性はない」 |
USD |
トランプ大統領 「自動車関税についてかなり近いうちに決定する」 |
USD |
ダウ・ジョーンズ 「米国と中国の貿易交渉は農産物の購入をめぐり暗礁に乗り上げた」 |
木曜日:11月14日
人民元:1ドル=7.0083元
通貨 | 内容 |
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AUD |
雇用統計の新規雇用者数が-1.90万人と予想1.50万人に対して減少した。(前月分も下方修正されている) |
CNY |
中国鉱工業生産(前年比):+4.7%(予想5.4%) 中国小売売上高(前年比):+7.2%(予想+7.9%) →中国の景況感悪化により豪ドル売りにつながった。 |
USD |
「中国は米国からの鶏肉輸入の制限を解除するようだ」と一部通信社が報じた。 |
USD |
米長期金利の低下をきっかけにSLを巻き込んでドルが軟調。また英FTが「米中の第1段階合意に悪戦苦闘している」と報じたことにより、ドル円は一時108.244まで下落した。 |
金曜日:11月15日
人民元:1ドル=7.0091元
通貨 | 内容 |
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USD |
クドローNEC委員長 「中国との貿易協議は合意に近づいている」 |
USD |
ロス米商務長官 「米中はほぼ確実に合意するだろう」 →これを受けて円が全般売られ、ユーロや豪ドルが上昇した。 |
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仲値・最高値・最安値
11/11 | 11/12 | 11/13 | 11/14 | 11/15 | |
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最高値 | 109.256円 | 109.293円 | 109.150円 | 108.864円 | 108.856円 |
仲値 | 109.16円 | 109.17円 | 108.93円 | 108.81円 | 108.62円 |
最安値 | 108.896円 | 108.924円 | 108.655円 | 108.244円 | 108.386円 |
<仲値を中心とした乖離率>
11/11 | 11/12 | 11/13 | 11/14 | 11/15 | |
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最高値-仲値 | 26.7% | 33.3% | 44.4% | 8.7% | 50.2% |
仲値-最安値 | 73.3% | 66.7% | 55.6% | 91.3% | 49.8% |
<最高値・最安値の時刻>
11/11 | 11/12 | 11/13 | 11/14 | 11/15 | |
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最高値 | 8時~9時 | 16時~17時 | 17時~18時 | 10時~11時 | 1時~2時 |
最安値 | 21時~22時 | 4時~5時 | 4時~5時 | 3時~4時 | 7時~8時 |
今週の動き
週前半は109.00と109.500のOPに挟まれて、レンジ内で推移していました。流れが変わり始めたのは水曜日の欧州時間が始まったあたりから円買いが起こり始めました。そして米長期金利が低下したことを受けてドルが売られ、円高が進みました。金曜日はクドローNEC委員長やロス米商務長官の発言により円が全般的に売られました。
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11/18~11/22の予想
予想値幅:108.00円~109.50円
ポジティブ要素
金曜日に米中協議についてポジティブ材料が出たため、週明けも堅調に推移していくのではないでしょうか。また署名の日程などが決まれば110円を目指すことも十分にあります。来週はFOMC議事録が発表されますが、押し目を拾っていくようにするのが良いと考えています。
ネガティブ要素
香港デモの激化により中国が武力行使をした場合、米中の関係が悪化する可能性があります。そのため米中協議だけでなく、香港デモについても少しは見ておく必要がありそうです。
トランプ大統領が「EUに対する関税発動について間もなく決定する」と言っていたことから、突発的なニュースには気を付けておいた方が良いでしょう。
取引:~108.60L / 109.00S~、あとは状況に応じて