【FX】トランプ大統領と劉鶴中国副首相の会談結果を予想してみようのコーナー【つぶやき】

いよいよ米中協議も大詰めを迎えようとしています。

 

2019/10/12、(日本時間の)3時45分からトランプ大統領と劉鶴中国副首相が会談を行うようですが、その結果に世界中が注目しています。

 

現状、部分合意が最有力候補になっており相場もポジティブに動いていますが、はたしてどのような結末が待ち構えているのでしょうか。

 

とりあえず今回は合意有り・無しの2パターンで予想をするとともに、今後の行方を考察と思います。

 

プラン1.部分合意(70%)

<根拠>

・一部米企業に対してファーウェイへの供給を承認した

・トランプ大統領が再三「中国との貿易協定の合意可能性」を示唆している

・米国サイドが部分合意として米中通貨協定を検討している

・中国側は部分合意を望んでいる (協議範囲を狭め、合意することを望んでいる)

・中国が米国の農産品を追加で購入している

 <合意後の相場>

今年は米中貿易摩擦が中心となって相場を動かしてきました。もしそれが収束に向かうとなれば、年末にかけてドル円は110円台の回復も十分にあり得ると思っています。足元では米国の景気に陰りが見え始めていますが、関税合戦による影響だと考えれば関税が撤廃されると景気も回復してくるのではないでしょうか。

 

プラン2.交渉決裂(30%)

<根拠>

・ナバロ米通商担当「中国と重要な合意を得るか、合意なしかだろう」

・トランプ大統領「部分合意、悪い合意は望まない」

・トランプ大統領は習近平国家主席に対して「50対50の取引はできない」と言った

・中国側は協議の範囲を狭めるとしている

・米政府が中国企業28社をエンティティ・リストに追加

中国政府はブラックリスト掲載への報復措置を警告

 <決裂後の相場>

相場が部分合意を見越しており、ドル円は大分回復の兆しを見せています。そういったこともあり、交渉が決裂した場合はリスクオフムードが一気に押し寄せてくると思います。米経済にも陰りが見え始めているので、遅かれ早かれ今年の最安値104.461には到達するでしょう。

 

とりあえずまとめ 

今回の結果で注目したいのは、

部分合意ができるのか

今後発動予定の追加関税を取り止めるのか

完全決着までに時間が掛かるのか

 

↓結果次第で、以下の様な動きになるのではないかと予想しています。

  短期相場
パターン1 円安(110超え)
パターン2 × 円安(109超え)
パターン3 × 予想不可
パターン4 × × レンジ(107~109)
パターン5 × 予想不可
パターン6 × × レンジ(107~109)
パターン7 × × 予想不可
パターン8 × × × 円高(106割れ)

 

③を見極めるのは正直至難の業ですが、①②は明確な結果が出るので主に①②に注目しておけば良いかなと思っています。

一番のリスクはパターン1か8になった場合です。この二つの場合、相場が急騰急落するのでポジションを持っている場合はスーパーウルトラ利益かスーパーウルトラ損失になりますね。

 

ただ、指標と同じくギャンブルなので発表前はノーポジで待つのが良いでしょう。

↑(これ重要)

 

また、補足すると、この結果は市場が閉まってから判明する可能性が高いので非常に危険です。日本時間の3:45から協議をするので5:50までに結果が出ない可能性は十分にあります。月曜窓開けロスカットなんてことにもなりかねませんので、今一度ポジションの整理をおすすめいたします。

以上、予想してみようのコーナーでした。