【FX】やっと一息つけるのかな?米中協議が無事終了し、来週はポンドが主役に | 【週次報告2019年10月13日】

今週はヤケドしたものの、メンタルは冷静さを取り戻してきているので順調なのかなと勝手に思っています(笑)

 

ずっと緊張状態だった米中も少しは落ち着きを取り戻し、来週は少しレンジ気味の相場になるかと思っています。

 

それでは今週も重要な出来事だけピックアップしていきます。

 

※通貨の動きを表現する際、「下落」は「円高」を指します。
※内容は時系列毎に記載しています。
※当ウェブサイトは相場予想やその他情報を掲載しておりますが、その正確性については一切保証せず、またこちらの情報を用いたことによる、いかなる損害に対しても補償の責を負いません。必ずご自身の判断でお取引いただくようお願い申し上げます。

  

 

月曜日:10月7日

《窓開け:あり》 / 30銭程度 

 

通貨 内容

USD

米中実務者協議の結果、北朝鮮は「協議は最終的に決裂した」との見解を述べたのに対し、米国は「議論の中身と精神を反映していない。我々は創造的なアイデアをもち、新たな提案を行った」と意見の食い違いを見せた。

また、スウェーデン政府が2週間後の再協議を提案したのに対し、米国は了承したが、北朝鮮は「対朝鮮敵視政策を完全かつ不可逆的に撤回する実際的な措置を取るまで協議する意欲はない」とした。

JPY

安倍首相

米国とトウモロコシ購入の合意をした事実はない

火曜日:10月8日

人民元:1ドル=7.0726元

 

通貨 内容

CNY

9月Caixin中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は51.3と、予想52.0に対して若干下回った。

GBP

英労働党

「ジョンソン首相の戦略は初日から合意なき離脱だ」

「政府が月末にEUから脱獄することを避けるため、議会は今こそ一体化することが今まで以上に一番重要だ」

「官邸からの発言は、またしても交渉をサボタージュする馬鹿げた行いだ」

 ↓

トゥスクEU大統領

「交渉をまとめたたくもなく、交渉延長もしたくなく、離脱撤回もしたくなく、どこに行くつもりだ?」

 ↓

英首相報道官

「ブレグジットが合意できるように突っ込んだ話をする用意がある」

「非難合戦をしているのは英国ではない」

「話し合いはまさに重要局面だ」

「今のところはEUからの妥協はみえない」

 ↓

「ジョンソン英首相とバラッカー・アイルランド首相は今週木曜日もしくは金曜日に英EU離脱問打について会談することで合意した」と一部報道社が報じた。

水曜日:10月9日

人民元:1ドル=7.0728

 

通貨 内容
GBP EUは北アイルランドのバックストップメカニズムを時限措置とする大きな譲歩案を用意している」と英タイムズ紙が報じた。

 

GBP

ジョンソン英首相

「引き続き、ブレグジットに関して慎重ながら楽観」

 ↓

EUサッソーリ議長

「英国のブレグジット提案は全く根拠がないもの」

「欧州議会は英国のEU離脱延期にオープン」

 ↓

ユンケル欧州委員長

「英国とのブレグジット協議は継続」

 ↓

英EU離脱・EU主席交渉官

「現在は離脱案で合意する段階ではない」

「英国の提案は修正が必要」

木曜日:10月10日

人民元:1ドル=7.0730

 

 

通貨 内容
USD

香港英字紙が「9-10日に行われた米中次官級貿易協議で主要貿易問題で進展がなかった。中国の代表団は、強制的な技術移転について話すことを拒否しており、これは交渉における米国の主要な不満だ。」と報じた。

 ↓

「米ホワイトハウスが中国との協議は予定通り11日まで続くと発言した」と一部通信社が報じた。

 ↓

「米国が部分的合意の一環として通貨合意を検討」と一部通信社が報じた。 

GBP

ジョンソン英首相とアイルランド・バラッカー首相は「合意への道筋を想定することが出来る」という前向きな共同声明を公表。

また、バラッカー首相は「10月末の離脱期限までに英・EUが合意に至ることは可能」と発言した。

金曜日:10月11日

人民元:1ドル=7.0727

 

通貨 内容
GBP

トゥスクEU大統領

ジョンソン英首相は皆が前向きになる解決案を示すと約束した

英国は現実的で実行可能な提案をもってきていない

 ↓

英EU離脱・EU主席交渉官

「バークレー英・EU離脱担当相とは建設的な会合だった」

「法的文書の草案作成作業に入るための十分な進展があったことをEU27ヶ国の代表に説明した」

USD

(米中協議については別記事にて記載)

 

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仲値・最高値・最安値

  10/7 10/8 10/9 10/10 10/11
最高値 107.467円 10.446円 107.627円 108.021円 108.627円
仲値 106.74円 107.39円 107.12円 107.37円 108.13円
最安値 106.667円 106.811円 106.934円 107.036円 107.851円

 

<仲値を中心とした乖離率>

  10/7 10/8 10/9 10/10 10/11
最高値-仲値

90.9%

8.8% 73.2% 66.1% 64.0%
仲値-最安値 9.1% 91.2% 26.8% 33.9% 36.0%

 

<最高値・最安値の時刻>

  10/7 10/8 10/9 10/10 10/11
最高値 2時~3時 14時~15時 2時~3時 5時~6時 0時~1時
最安値 7時~8時 20時~21時 8時~9時 7時~8時 9時~10時

今週の所感

今週のドル円は米中協議の話題で持ちきりだったなという印象。指標の発表もありましたが反応は限られており、ドル円は手を出そうにも出せず、1週間見物していました。

また、今週は米中協議に焦点を当てておけば大丈夫だと思っていたのですが、ポンドがとんでもない動きを見せました。わずか2日足らずで7円も急騰し、途中ショートを入れてヤケドしました。(即損切しましたが持っていたら大変なことに…汗)

今週の反省・称賛

  内容
称賛

予め決めた損切のラインで決済をすることができた。

以前から「損切ライン付近にきたとき、そのラインをどんどん変えていってしまう」といったことを繰り返しており、散々痛い目を見てきた。今回はよく自制することが出来たと思う。ただし、その後の取引はもっと冷静になるべき。

反省

ポンドの急騰に逆張りで入ってしまった。

情報を冷静に分析することが出来ず、急騰時に即逆張りをするという悪い癖が出てしまった。その直前にユーロ円の損切をしており、冷静さに欠けていたのは素直に反省するべきだと思った。損切直後は相場から離れ、最低でも半日はチャートを見ないようにする。

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10/14~10/18の値幅予想

予想値幅:107.00円~110.00円

 

ポジティブ要素

・米中協議の進展があった

・ブレグジットの進展あった

ネガティブ要素

・トランプ大統領の弾劾について

・香港デモの激化

・ブレグジットの状況悪化

 

取引:レンジ目線(107.5~109)

 

週明けは日本・米国ともに休場のため、特に大きな動きはないと思っています。15日に発動予定だった米国の中国に対する追加関税も無くなったので、来週は下振れのリスクが減るのではないでしょうか。

ポンドに関しては19日に英離脱延期法が定めるEUとの離脱案合意期限となっているため、多少の警戒は必要かと思います。7円もの急騰があったため、下に振れたときは大きく下げると思われるのでLは慎重になった方が良いのかもしれません。