今回は《神碑（ルーン）》の対策についてご紹介いたします。
主に《罠型》への対策記事になりますので《ナチュルルーン》や《スプライトルーン》への対応はまた少し異なるのでここでは基本的な事を知っていただき応用して頂ければと思います。
《神碑（ルーン）》デッキを作りたい人向けの記事はこちら↓↓
魔法カードの対策・メタ
暗黒の侵略者
レベル8/闇属性/悪魔族/ATK2900/DEF2500
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手は速攻魔法カードを発動する事ができない。
【解説】
・神碑（ルーン）速攻魔法は勿論のこと、＜墓穴の指名者＞や＜禁じられた一滴＞も阻止できます。
魔法族の里
①：自分フィールドにのみ魔法使い族モンスターが存在する場合、相手は魔法カードを発動できない。
②：自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在しない場合、自分は魔法カードを発動できない。
【解説】
・《神碑（ルーン）》は魔法カードを軸にしたデッキ構成のため、多くのカードを阻止できます。
魔封じの芳香
①：このカードが魔法＆罠ゾーンに存在する限り、お互いに魔法カードはセットしなければ発動できず、セットしたプレイヤーから見て次の自分ターンが来るまで発動できない。
【解説】
・《神碑（ルーン）》は魔法カードを軸にしたデッキ構成のため、多くのカードを阻止できます。
・デメリット：罠カードであるため先攻であっても相手にターンが渡ってからでしか発動できず、相手の手札に＜破壊の神碑＞があった場合は破壊されてしまいます。
暗黒の呪縛
①：このカードが魔法＆罠ゾーンに存在する限り、自分または相手が魔法カードを発動する度にその発動したプレイヤーに1000ダメージを与える。
【解説】
・《神碑（ルーン）》は魔法カードを軸にしたデッキ構成のため、魔法カードの発動を牽制することができます。
※その他、魔法カードの対策・メタカードはこちら↓↓※
罠カードの対策・メタ
ハーピィの羽根帚
①：相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
【解説】
・《罠型》を相手にした場合、全体破壊ができるこのカードが非常に役立ちます。
・＜神碑の翼フギン＞による身代わりが厄介なので＜フギン＞がフィールドに存在している場合は効果を無効にしてから発動したり、＜フギン＞以外のカードをEXモンスターゾーンに出させてから発動したりするなど、発動前に＜フギン＞の対策はしておいた方が良いです。
ライトニング・ストーム
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①：自分フィールドに表側表示のカードが存在しない場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。
●相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
【解説】
・＜ハーピィの羽根帚＞と同様。
・デメリット：『自分フィールドに表側表示のカードが存在しない場合』という条件付きなので展開してからだと発動できないのが不便です。
王宮のお触れ
①：このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、このカード以外のフィールドの全ての罠カードの効果は無効化される。
【解説】
・《罠型神碑（ルーン）》を相手にした場合は非常に役立ちます。
レッド・リブート
このカードはLPを半分払って手札から発動する事もできる。
①：相手が罠カードを発動した時に発動できる。その発動を無効にし、そのカードをそのままセットする。その後、相手はデッキから罠カード１枚を選んで自身の魔法＆罠ゾーンにセットできる。このカードの発動後、ターン終了時まで相手は罠カードを発動できない。
【解説】
・手札誘発枠。
・《罠型神碑（ルーン）》を相手にした場合は非常に役立ちます。
・＜王宮のお触れ＞と異なり、後攻からでも即時発動可能なのでワンキルを狙いやすいです。
墓地の対策・メタ
D.D.クロウ
レベル1/闇属性/鳥獣族/ATK100/DEF100
①：このカードを手札から墓地へ捨て、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。この効果は相手ターンでも発動できる。
【対象】
【解説】
・手札誘発枠。
・＜神碑の泉＞の回収効果を発動された際に発動すればドローの枚数を減らすことができます。
・除外する対象は上記で挙げた5枚がメインですが、自分のデッキタイプや状況に応じて判断してください。
⇒特に除外すべきなのは＜神碑の穂先＞になります。
⇒＜神碑の牙ゲーリ＞の効果で＜神碑の泉＞を回収しようとしてきている場合は＜神碑の泉＞を除外するのがオススメです。
屋敷わらし
レベル3/地属性/アンデット族/ATK0/DEF1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①：以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その発動を無効にする。
●墓地からカードを手札・デッキ・EXデッキに加える効果
●墓地からモンスターを特殊召喚する効果
●墓地からカードを除外する効果
【対象】
【解説】
・手札誘発枠。
・使える場面は少ないものの＜神碑の泉＞の回収効果に対して打てばリソース回復を阻止できます。
応戦するG
レベル4/地属性/昆虫族/ATK1400/DEF1400
①：モンスターを特殊召喚する効果を含む魔法カードを相手が発動した時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②：このカードの①の効果で特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
③：このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「応戦するG」以外の攻撃力1500以下の昆虫族・地属性モンスター1体を手札に加える。
【解説】
・手札誘発枠。
・《ルーン》は速攻魔法による特殊召喚を行うので効果➀の特殊召喚条件を満たしやすいです。
・墓地へ送られるカードが除外されるので＜神碑の泉＞の回収効果を防ぐことができます。
宿神像ケルドウ / 剣神官ムドラ
（一部省略。）
②：自分・相手ターンに、フィールド・墓地のこのカードを除外し、自分・相手の墓地のカードを合計5枚まで対象として発動できる。そのカードをデッキに戻す。自分のフィールド及び墓地に「現世と冥界の逆転」が存在しない場合、この効果の対象は3枚までとなる。
【解説】
・＜神碑の泉＞によるドローを阻止しつつ墓地リソースも減らせます。
ディメンション・アトラクター
レベル6/闇属性/魔法使い族/ATK1200/DEF2200
①：自分の墓地にカードが存在しない場合、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。次のターンの終了時まで、墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。この効果は相手ターンでも発動できる。
【解説】
・手札誘発枠。
・神碑（ルーン）速攻魔法が墓地に貯まらなければ＜神碑の泉＞の回収＆ドロー効果を阻止できるので対策として非常に強力です。
王家の眠る谷－ネクロバレー
①：フィールドの「墓守」モンスターの攻撃力・守備力は500アップする。
②：このカードがフィールドゾーンに存在する限り、お互いに墓地のカードを除外できず、墓地のカードへ及ぶ効果は無効化され、適用されない。
【解説】
・墓地干渉を無効にできるので＜神碑の泉＞の効果によるドローを阻止できます。
マクロコスモス
①：このカードの発動時の効果処理として、手札・デッキから「原始太陽ヘリオス」1体を特殊召喚できる。
②：このカードが魔法＆罠ゾーンに存在する限り、墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
【解説】
・神碑（ルーン）速攻魔法が墓地に貯まらなければ＜神碑の泉＞の回収＆ドロー効果を阻止できるので対策として非常に強力です。
転生断絶
このカードがフィールド上に存在する限り、墓地からデッキに戻るカードはデッキに戻らずゲームから除外される。
【解説】
・＜神碑の泉＞の効果は『デッキに戻した枚数＝ドローする枚数』なのでデッキに戻らずゲームから除外されれば相手はドローすることができません。
除外の対策・メタ
アーティファクト－ロンギヌス
レベル5/光属性/天使族/ATK1700/DEF2300
①：このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法＆罠ゾーンにセットできる。
②：魔法＆罠ゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。このカードを特殊召喚する。
③：相手ターンに、手札・フィールドのこのカードをリリースして発動できる。このターン、お互いにカードを除外できない。
【解説】
・手札誘発枠。
・『相手ターン且つ1ターンだけ』ではあるものの除外できなくすることで神碑（ルーン）速攻魔法カードの発動を阻止できます。
※神碑（ルーン）速攻魔法カードにチェーンしてこのカードを発動した場合、除外はされませんが効果は適用されます。
⇒例）＜凍てつく呪いの神碑＞の場合、効果は無効にされて3枚除外はされません。
カオスハンター
レベル7/闇属性/悪魔族/ATK2500/DEF1600
①：相手がモンスターの特殊召喚に成功した時、このカード以外の手札を1枚捨てて発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手はカードを除外できない。
【解説】
・手札誘発枠。
・除外できなくすることで神碑（ルーン）速攻魔法カードの発動を阻止できます。※『EXデッキから「神碑」モンスター１体をEXモンスターゾーンに特殊召喚する。』は選べます。
王宮の鉄壁
①：このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いにカードを除外できない。
【解説】
・除外できなくすることで神碑（ルーン）速攻魔法カードの発動を阻止できます。※『EXデッキから「神碑」モンスター１体をEXモンスターゾーンに特殊召喚する。』は選べます。
モンスター効果の対策・メタ
エフェクト・ヴェーラー
レベル1/光属性/魔法使い族/ATK0/DEF0
①：相手メインフェイズに、このカードを手札から墓地へ送り、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
【対象】
【解説】
・手札誘発枠。
・＜神碑の翼フギン＞や＜惑星探査車＞のサーチ効果は絶対に止めましょう。
・＜神碑の牙ゲーリ＞の＜神碑の泉＞回収効果も止めた方が良いです。
※相手が《罠型神碑（ルーン）》の場合、相手ターンに止めるべきモンスター効果は上記で挙げたモンスターくらいなので積極的に使っていきましょう。
朔夜しぐれ
レベル3/風属性/アンデット族/ATK0/DEF1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①：相手がモンスターを表側表示で特殊召喚した場合、このカードを手札から捨て、その表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果はターン終了時まで無効化され、このターン中に対象の表側表示モンスターがフィールドから離れた場合、そのコントローラーは対象のモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。
【対象】
【解説】
・手札誘発枠。
・＜神碑の翼フギン＞のサーチ効果は絶対に止めましょう。
・＜神碑の牙ゲーリ＞の＜神碑の泉＞回収効果も止めた方が良いです。
無限泡影
自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。
①：相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。セットされていたこのカードを発動した場合、さらにこのターン、このカードと同じ縦列の他の魔法・罠カードの効果は無効化される。
【対象】
【解説】
・手札誘発枠。
・＜神碑の翼フギン＞や＜惑星探査車＞のサーチ効果は絶対に止めましょう。
・＜神碑の牙ゲーリ＞の＜神碑の泉＞回収効果も止めた方が良いです。
その他の対策・メタ
ドロール＆ロックバード
レベル1/風属性/魔法使い族/ATK0/DEF0
①：相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えた場合、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。このターン、お互いにデッキからカードを手札に加える事はできない。この効果は相手ターンでも発動できる。
【解説】
・手札誘発枠。
・《神碑（ルーン）》はドローやサーチの手段が多いので動きを抑制できます。
灰流うらら
レベル3/炎属性/アンデット族/ATK0/DEF1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①：以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その効果を無効にする。
●デッキからカードを手札に加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果
【対象】
【解説】
・手札誘発枠。
・＜神碑の翼フギン＞や＜惑星探査車＞のサーチ効果は絶対に止めましょう。
・初手の＜神碑の穂先＞も止めた方が良いです。
⇒墓地が肥えた状態では＜神碑の泉＞の3枚ドローが厳しいので＜穂先＞はスルーしても良いです。特定のカードをサーチしてこられると捲られるのであれば止めた方が良いです。
・＜神碑の泉＞の効果も基本的には止めた方が良いですが、1枚戻しの場合は旨みが少ないスルーした方が良いです。
幽鬼うさぎ
レベル3/光属性/サイキック族/ATK0/DEF1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①：フィールドのモンスターの効果が発動した時、またはフィールドの既に表側表示で存在している魔法・罠カードの効果が発動した時、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。フィールドのそのカードを破壊する。
【解説】
・手札誘発枠。
・＜強欲で謙虚な壺＞や＜命削りの宝札＞を使用した後に発動した＜神碑の泉＞にチェーンするのがオススメです。（身代わりになる＜神碑の翼フギン＞を特殊召喚出来ないため。）
浮幽さくら
レベル3/闇属性/アンデット族/ATK0/DEF1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①：相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードを手札から捨てて発動できる。自分のEXデッキのカード1枚を選んでお互いに確認する。その後、相手のEXデッキを確認し、選んだカードの同名カードがある場合、その相手の同名カードを全て除外する。この効果は相手ターンでも発動できる。
【対象】
【解説】
・手札誘発枠。
・ランク戦やDCでは実用的ではありませんが、イベントで神碑（ルーン）が多い場合にはオススメです。
天霆號アーゼウス
ランク12/光属性/機械族/ATK3000/DEF3000
レベル12モンスター×2
「天霆號アーゼウス」は、Xモンスターが戦闘を行ったターンに1度、自分フィールドのXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
①：このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。このカード以外のフィールドのカードを全て墓地へ送る。この効果は相手ターンでも発動できる。
②：1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。手札・デッキ・EXデッキからカード1枚を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。
【解説】
・《神碑（ルーン）》は破壊への耐性が高いため『墓地へ送る』効果は非常に役立ちます。
コズミック・サイクロン
①：1000LPを払い、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。
【対象】
【解説】
・＜神碑の泉＞は＜神碑の翼フギン＞によって破壊を回避されやすいので除外できるこのカードがおすすめです。
※＜神碑の翼ムニン＞がフィールドに存在していれば阻止されてしまいますが、基本的にEXモンスターゾーンは空いていることが多いので心配する必要はありません。
⇒＜コズミック・サイクロン＞にチェーンして＜ムニン＞が特殊召喚されたとしても＜ムニン＞の効果はチェーンできないので気にしなくて大丈夫です。
次元障壁
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①：モンスターの種類（儀式・融合・S・X・P）を1つ宣言して発動できる。このターン中、以下の効果を適用する。
●お互いに宣言した種類のモンスターを特殊召喚できず、フィールドの宣言した種類のモンスターの効果は無効化される。
【解説】
・融合モンスターを宣言することで神碑（ルーン）速攻魔法カードの効果による特殊召喚を阻止できますし、チェーンして出されたとしても効果を無効化しているので脅威にはなりえません。
拮抗勝負
自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。
①：相手フィールドのカードの数が自分フィールドのカードより多い場合、自分・相手のバトルフェイズ終了時に発動できる。自分フィールドのカードの数と同じになるように、相手は自身のフィールドのカードを選んで裏側表示で除外しなければならない。
【解説】
・捲り札。
・相手が《罠型神碑（ルーン）》の場合は非常に役立ちます。
