今回は魔法カードを多用するデッキに対して便利なカードを紹介いたします。
今回ご紹介するカードのポイントは2つ。
・1枚だけでなく複数枚の魔法カードを封じることができる
・魔法カードの発動を抑制できる
この点に当てはまるカードをピックアップしてきましたのでご興味ある方は是非最後までご覧ください。
- マジック・キャンセラー
- サイレント・ソードマン LV7
- ホルスの黒炎竜 LV8
- 暗黒の侵略者
- ナチュル・エクストリオ
- ナチュル・ビースト
- 魔法族の里
- 闇のデッキ破壊ウイルス
- マジック・ディフレクター
- 白の咆哮
- 魔封じの芳香
- 暗黒の呪縛
- 封魔の呪印
- 呪術抹消
マジック・キャンセラー
レベル5/風属性/機械族/ATK1800/DEF1600
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、お互いにフィールド上の魔法カードの効果を発動できず、フィールド上の魔法カードの効果は無効化される。
【解説】
・魔法カードの発動だけでなく、ペンデュラムモンスターをペンデュラムゾーンに置くことも封じることができます。
・1体の生け贄が必要にも関わらずステータスが低いので戦闘破壊されやすいです。
・出し方は以下のようなものが挙げられます↓↓
➀特殊召喚したモンスターを生け贄にしたアドバンス召喚
➁<トランスターン>を使ったリクルート
③ペンデュラム召喚による特殊召喚
④墓地蘇生による特殊召喚
サイレント・ソードマン LV7
レベル7/光属性/戦士族/ATK2800/DEF1000
このカードは通常召喚できない。「サイレント・ソードマンLV5」の効果でのみ特殊召喚できる。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、フィールドの魔法カードの効果は無効化される。
【解説】
・マジックキャンセラーとの違いは『ペンデュラムモンスターをペンデュラムゾーンに置くことを封じられない点』にあります。
ホルスの黒炎竜 LV8
レベル8/炎属性/ドラゴン族/ATK3000/DEF1800
このカードは通常召喚できない。「ホルスの黒炎竜LV6」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、魔法カードの発動を無効にし破壊できる。
【解説】
・マジックキャンセラーとの違いは『発動は許してしまう点』『既に置かれている永続カードの効果は止められない点』にあります。
⇒<超融合>によって処理されたり、<冥王結界波>や<禁じられた一滴>によって無効化されるおそれがあります。
暗黒の侵略者
レベル8/闇属性/悪魔族/ATK2900/DEF2500
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手は速攻魔法カードを発動できない。
【解説】
・速攻魔法しか封じられませんが《神碑(ルーン)》や《ピュアリィ》に対しては強力なメタとなります。
・<墓穴の指名者>や<抹殺の指名者>といった汎用カードを封じられるのも魅力的です。
ナチュル・エクストリオ
レベル10/地属性/獣族/ATK2800/DEF2400
「ナチュル・ビースト」+「ナチュル・パルキオン」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
①:魔法・罠カードが発動した時、自分の墓地からカード1枚を除外し、デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、その発動を無効にし破壊する。
【解説】
・正規召喚は難しいので<やぶ蛇>を使った特殊召喚を推奨します。
・「魔法・罠カードが発動した時、~」なので『既に置かれている永続カードの効果は止められない点』には注意が必要です。
ナチュル・ビースト
レベル5/地属性/獣族/ATK2200/DEF1700
地属性チューナー+チューナー以外の地属性モンスター1体以上
①:魔法カードが発動した時、自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送って発動できる。このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、その発動を無効にし破壊する。
【評価:】
・素材が地属性縛りなので《ナチュル》や《アダマシア》、他には墓地利用型《P.U.N.K.》の<No-P.U.N.K.セアミン>+<ボルト・ヘッジホッグ>などがおすすめのシンクロ召喚方法になります。
・「魔法カードが発動した時、~」なので『既に置かれている永続カードの効果は止められない点』には注意が必要です。
魔法族の里
①:自分フィールドにのみ魔法使い族モンスターが存在する場合、相手は魔法カードを発動できない。
②:自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在しない場合、自分は魔法カードを発動できない。
【解説】
・魔法カードの発動だけでなく、ペンデュラムモンスターをペンデュラムゾーンに置くことも封じることができます。
【!注意点!】
・自分フィールドに魔法使い族が存在していても相手フィールドに魔法使い族が存在している場合は効果は適用されません。(「自分フィールドにのみ魔法使い族モンスターが存在する場合」なので。意外と忘れやすい。)
闇のデッキ破壊ウイルス
①:自分フィールドの攻撃力2500以上の闇属性モンスター1体をリリースし、カードの種類(魔法・罠)を宣言して発動できる。相手フィールドの魔法・罠カード、相手の手札、相手ターンで数えて3ターンの間に相手がドローしたカードを全て確認し、その内の宣言した種類のカードを全て破壊する。
【解説】
・魔法カードが多く採用されているデッキに対して強力なメタとして活躍します。
・破壊対象の範囲が広く、ドローしたカードも全て確認できるピーピング効果もかなり強力です。
※ただし、サーチしてきたカードは対象外。
マジック・ディフレクター
このターン、フィールド上の装備・フィールド・永続・速攻魔法カードの効果を無効にする。
【解説】
・1ターンだけではあるものの、魔法カードの効果を無効にすることができます。(「通常魔法」「儀式魔法」は除く)
白の咆哮
①:自分フィールドに水属性モンスターが存在する場合、相手の墓地の魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外し、このターン、相手フィールドの魔法カードの効果は無効化される。
【解説】
・初動を止めることはできませんが、2枚目以降の魔法カードは封じることができます。
魔封じの芳香
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いに魔法カードはセットしなければ発動できず、セットしたプレイヤーから見て次の自分ターンが来るまで発動できない。
【解説】
・魔法カードの発動を1ターン遅らせることができるだけでなく、ペンデュラムモンスターをペンデュラムゾーンに置くことも封じられます。
暗黒の呪縛
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分または相手が魔法カードを発動する度にその発動したプレイヤーに1000ダメージを与える。
【評価:】
・魔法カードを多用するデッキに対しては抑止力として非常に強力です。
封魔の呪印
魔法カードが発動した時、手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。その発動を無効にし破壊する。相手はこのデュエル中、この効果で破壊された魔法カード及び同名カードを発動できない。
【評価:】
・デュエル中複数回使われるカードがあるデッキに対して有効です。
(《神碑(ルーン)》《閃刀機》《烙印》etc…)
呪術抹消
魔法カードが発動した時、手札を2枚捨てて発動できる。その発動を無効にし破壊する。その後、相手の手札とデッキを確認し、破壊した魔法カードと同名のカードがあった場合全て墓地へ送る。
【評価:】
・同名カードが複数枚採用されているデッキに対して有効です。
・手札コストが非常に重いのでそれを逆手に取り、「手札から捨てられた際」「墓地に送られた際」「墓地で発動できる」カードを採用したデッキと組み合わせるとシナジーが生まれるのでオススメです。