先週の無駄な損切りを引きずって今週を迎えたことは反省の必要があります。
取り戻そう取り戻そうと焦ってしまい、ルールを破りに破り、水曜日までは自爆の連続となってしまいました。
週後半から冷静さを取り戻して大分回収することはできましたが、一度しっかりと反省しようと思います。
それでは今週も重要な出来事だけピックアップしていきます。
※内容は時系列毎に記載しています。
※当ウェブサイトは相場予想やその他情報を掲載しておりますが、その正確性については一切保証せず、またこちらの情報を用いたことによる、いかなる損害に対しても補償の責を負いません。必ずご自身の判断でお取引いただくようお願い申し上げます。
月曜日:9月30日
《窓開け:あり》 / 7銭程度
人民元:1ドル=7.0729元
通貨 | 内容 |
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CNY |
劉鶴中国副首相が米国と協議を10月10日-11日に行うこととなった。 |
GBP |
ジャビド英財務相 「10月31日に合意なきままEUを離脱する可能性はまだある」 「合意なき離脱の短期的コストはわからない」 「合意なき離脱の混乱に対応できる自信はある」 |
AUD |
RBAは政策金利を1.00%から0.75%に引き下げることを決定。(予想通り) RBA声明 「労働市場を含めた動向を監視し、経済の持続的成長と完全雇用、長期に渡るインフレ目標の達成を支援するために必要であれば更なる金融緩和を行う用意がある」 →「用意がある」という文言が追加されたため、緩和についてやや後退したと捉えられたようです。今後利下げに関する発言には十分に注意しながら豪ドルは取引を考えた方が良さそうです。 |
火曜日:10月1日
通貨 | 内容 |
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USD |
米ISM製造業景気指数が市場予想の50.1を大きく下回り、47.8という結果になった。 |
水曜日:10月2日
通貨 | 内容 |
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GBP |
EU筋 「英国が望むバックストップの期限設定は実現不可能」 ↓ ジョンソン首相 「英国は何があろうとも10月31日にEUを離脱する」 「合意なき離脱に対しても準備をしている」 「本日、EUに建設的で合理的な提案をした」 「提案は両社にとって妥協点を見出したもの」 ↓ 仏政府報道官 「現在の合意案は有効だが、仏は実質的な代替案を待っている」 ↓ 英・労働党 「ジョンソン首相のブレグジット案は信用できず、実行も不可能」 ↓ 独政府報道官 「EU委員会が英首相の提案を審査する」 「合意のためにできることはやるが、あらゆる状況も準備」 ↓ DUP党首 「EUが、賢明で均衡がとれた英国からの提案を拒否するならば合意なき離脱に近づく」 ↓ 欧州議会交渉担当者 「英国の離脱案について、ほどんどの欧州議会議員の反応はポジティブではない」 |
USD | 9月ADP全米雇用報告が予想14.0に対し、13.5と若干下回った。 |
木曜日:10月3日
通貨 | 内容 |
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GBP | EUはジョンソン首相の署名がなくてもEU離脱延期の要請を承認する用意がある、とタイムズ紙が報道。 |
GBP |
英・EU離脱担当相 「我々は合意を焦点としている」 「合意が前進にとって最善の道」 「これが英国にとって離脱を実現するための道」 「我々は合意のためにEUと交渉する必要がある」 「離脱を延期するにはEU加盟国すべての合意が必要となるだろう」 「英国が10月31日にEUを離脱すると確信している」 ↓ 仏・欧州担当相 「英国が離脱で何を望んでいるのか分からないことが問題」 「合意蟻の離脱を望むが、代替の方法に備えている」 ↓ ユンケル欧州委員長 「英国のブレグジットの提案には、いくつかの問題が残っている」 「英国は更なる作業が必要」 |
USD |
9月の米ISM非製造業指数は予想55.0を大幅に下回り、52.6という結果になった。 |
金曜日:10月4日
通貨 | 内容 |
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USD |
ナバロ米大統領補佐官 「中国との小規模な合意はないだろう」 「中国と重要な合意を得るか合意なしかだろう」 |
USD |
失業率: 3.5%(予想3.7% / 前回3.7%) 平均時給(前月比):±0.0%(予想0.3% / 前回0.4%) 平均時給(前年比):2.9%(予想3.2% / 前回3.2%) 非農業部門雇用者数変化:13.6万人(予想14.5万人 / 前回16.8万人) ⇒上昇後、レンジに。失業率が低下したことと前回の非農業部門雇用者数変化が上方修正されたことが要因。 |
GBP |
ソッソリ欧州議会議長が英国のブレグジット案を拒否した、と独シュピーゲル紙が報じた。 |
USD |
トランプ大統領 「中国が米国が望んでいることを行わないのならば、米国には様々な選択肢がある」 NEC委員長 「米中協議では何かサプライズがあるかもしれない、しかし予想は出来ない」 |
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仲値・最高値・最安値
9/30 | 10/1 | 10/2 | 10/3 | 10/4 | |
---|---|---|---|---|---|
最高値 | 108.180円 | 108.470円 | 107.930円 | 107.300円 | 107.134円 |
仲値 | 107.92円 | 108.19円 | 107.71円 | 107.09円 | 106.86円 |
最安値 | 107.746円 | 107.628円 | 107.048円 | 106.485円 | 106.609円 |
<仲値を中心とした乖離率>
9/30 | 10/1 | 10/2 | 10/3 | 10/4 | |
---|---|---|---|---|---|
最高値-仲値 |
59.9% |
33.3% | 24.9% | 25.8% | 52.2% |
仲値-最安値 | 40.1% | 66.7% | 75.1% | 74.2% | 47.8% |
<最高値・最安値の時刻>
9/30 | 10/1 | 10/2 | 10/3 | 10/4 | |
---|---|---|---|---|---|
最高値 | 2時~3時 | 17時~18時 | 6時~7時 | 16時~17時 | 21時~22時 |
最安値 | 16時~17時 | 1時~2時 | 2時~3時 | 23時~0時 | 21時~22時 |
今週の所感
ブレグジットの期限が近づく中で、各国のお偉いさんから意見が飛び交っていましたね。内容を見る限りEUと英国の認識のズレは大きく、英国がEUに合わせられなければ合意は厳しくなると思います。正直ポンドはボラが大きく魅力的な通貨ですが、ブレグジットで神経質になっているのでやらない方が無難だと感じました。(やっても午前中まで、欧州から発言が出ない間は比較的安全)
来週は米中閣僚級会議が行われるということもあり、アメリカから中国へのプレッシャーがすごいなという印象を受けました。部分合意をするつもりがなくなったトランプさんを相手に中国がどう出るのか分かりませんが、おそらく交渉決裂からの円高が待ち構えているのではないでしょうか。
今週の反省・称賛
内容 | |
---|---|
称賛 |
→。 |
反省 |
ポチポチ病が再発し、無駄に損失を出してしまった。 →先週の損失を引きずって、「取り戻そう取り戻そう」と躍起になってしまい、あまり動かない相場にイライラして普段手を付けない通貨に飛び乗ってヤケドをした。大きな損失を出してしまった時こそ、一度冷静になるために相場から離れるのも一つの手だと思った。また自分のルールを徹底していつも通り稼ぐことに集中していくのが大切だと感じた。 |
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10/7~10/11の値幅予想
予想値幅:104.46円~112.00円
※米中閣僚級会議の結果次第
ポジティブ要素
・米中協議の進展
・ブレグジットの進展
ネガティブ要素
・米中の関係悪化
・イラン・サウジ情勢
・トランプ大統領の弾劾裁判
・香港デモの激化
・ブレグジットの状況悪化
取引:レンジ目線(106~108)
週前半はレンジ気味でどちらかに大きく傾くことは無いと思っていますが、米中閣僚級会議が始まるとどう動くのか分かりません。アメリカは中国に対して強硬姿勢を示すでしょうから、中国が譲歩しなければ交渉決裂で円高になると思います。逆に交渉が上手くいけば円安になるでしょうから、どちらにしても金曜日は大きく振れるのではないでしょうか。個人的には結果が出次第、順張りで乗っかろうかと思っています。