【FX】金曜日の荒れた動きに戦意喪失でサヨウナラ | 【週次報告2019年8月4日】

8月1日に宣言したので今週から週次報告をしていきます。あくまで自分の備忘録なので、軽く流し読みして頂ければと思います。基本的にドル円を取引の中心とし、ランド円を長期保有目的で見ているのでその話が中心だと思います。

 

一応、

・ロスカットで資産を失う

・FXを卒業する

までは週次報告は欠かさず書いていきます。 

 

※通貨の動きを表現する際、「下落」は「円高」を指します。
※内容は時系列毎に記載しています。
※当ウェブサイトは相場予想やその他情報を掲載しておりますが、その正確性については一切保証せず、またこちらの情報を用いたことによる、いかなる損害に対しても補償の責を負いません。必ずご自身の判断でお取引いただくようお願い申し上げます。

  

 

月曜日:7月29日

《窓開け:無し》 

 

通貨 内容
ZAR

7.61円前後で上値が重い。先週、格付け会社フィッチが南アの格付け見通しを引き下げたことや、唯一南アを投資不適格扱いにしていないムーディーズ社も、「南アフリカ政府による国営電力会社エスコムの支援策は格付けにネガティブ」との見解を示したことなどが背景。

GBP

ラーブ英外相の発言「EUが意固地のままでいるならば、我々は合意なき離脱にむけて準備をしなくてはならない」が伝わり、ポンド売りが強まった。ドル円・ユーロ円は目立った動きなし。

→英・EU離脱に対してドル円の反応は薄い?それともポンド円とポンドドルの下げ幅があまり変わらず、反応が無いように見えるだけ?いずれにしても「合意無き離脱」に備えてポンドが売られているという印象

GBP

ポンドドルの下落に伴いドル円はドル高に。ロンドンフィキシングに絡んだ円売りユーロ買いが影響した。

→夕方の状況と異なる点はユーロ円が上昇したこと。ポンドが反応したときはユーロも一緒に確認した方が良い?

火曜日:7月30日

通貨 内容
GBP

1/3のフラッシュクラッシュ以来の安値を更新

→それだけポンドへの警戒感が高まっている?

USD

月末のゴトー日で10銭程度上昇(108.95円)するも、その後は109円を超えることが出来ず。

→次ここまで上昇した時は意識しながら取引するべきかな。109円はレジスタンスとして忘れないようにしよう。

JPY

日銀フォワードガイダンスの変更なし。金融政策の現状維持を決定。売りが強まり、日経平均の上げ幅縮小とともに10銭程度下落。

「当分の間、少なくとも2020年春頃まで極めて低い長短金利水準を維持

「物価モメンタムが損なわれる恐れ高まれば躊躇なく追加緩和措置を講じる

→基本的に余程のアクションを起こさない限り、世界の反応は薄いという印象。日本は出来ることが限られてるから急落しない限り動かないでしょう。100円割れとか。

JPY

・黒田日銀総裁の発言 

「海外経済の下振れリスクは大きい」

「消費増税は前回引き上げ時に比べて影響が小さいと考えている

「当面の間、フォワードガイダンス」を変更する必要はない」

→完全に守りの姿勢に入っているという印象。あまり期待せず見ていようと思う。にしても増税して前回より影響が小さいと考えている根拠はなんでしょうね。この人報道陣に概要しか言わないから何考えてるのか全く分からないんよね。分かりやすく説明してくれ~。

USD

トランプ大統領の発言を受けてドル売り(15銭程度)。

「我々は中国と協議しているが、彼らはいつも最終的に自分たちの利益のために取引を変更する」

「中国との問題は、彼らが約束を果たさないことだ」

「私が選挙に勝てば、中国は今交渉しているものよりもさらに厳しいものになるだろう」

→トランプさん、めっちゃ怒ってますね。中国はアメリカ大統領選まで持久戦に持ち込もうとしているけど、トランプさんが再選したら中国経済は大打撃を受けるでしょうね。ただ、中国は引くなんて考えてないでしょうからトランプさんはこのまま行くと譲歩せざるを得ないでしょうね。

水曜日:7月31日

通貨 内容
USD

米中協議が次回9月にアメリカで開催される。

→ここで中国側が一定の譲歩姿勢を見せなければアメリカが追加関税を、と言いかねないので、中国は穏便にことを運んでくださいですが…。そもそも協議が行われるのか自体怪しい。

USD

FOMC直前で膠着状態。NYオープン後は、前日の下落を受けて買い戻しの調整が入った。

→結構このパターン多いですよね。落ちた分買い戻す、上がった分売り払う。来月もFOMCがあるからここでは少し小遣い稼ぎでもしようかな?

木曜日:8月1日

【FX】8月も始まりFOMCも終わったので週次報告をブログで始めます | 2019年8月1日

を参照。

 

通貨 内容
GBP

・英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨

「0.75%の政策金利の据え置きを9対0で決定。資産買い入れプログラムの規模の維持を9対0で決定した」

「ブレグジットでは、金利はどちらにも動く可能性がある

緩やかで限られた利上げが適切だが、世界景気の回復やスムーズがブレグジットの移行が必要」

GBP

・カーニーBOE総裁

「合意なき離脱の可能性が増している」

「合意なき離脱になればポンドは下落するだろう」

「世界的な貿易システムの未来の不確実さと、ブレグジットが英国経済の重荷になっている」

→個人的には合意なき離脱を迎えると思いますね。メイ首相が辞任する前から、離脱強硬派のボリス・ジョンソン氏が新首相になった場合、合意なき離脱になると散々言われてきて、国民もそれを望んでいます。この状況で離脱や~めっぴ!なんてことは言わないのではないでしょうかね。

USD

・ユーロ円がモデル系ファンドの売りなどで節目となる120.00円を割り込み、1月3日のフラッシュクラッシュ以来となる119.77円まで下落。他のクロス円も総じて弱かったこともあり、ドル円が下落。23時発表の米ISM製造業景気指数が51.2と、予想52.0を下回ったことから更に売りが加速。米10年物国債利回りが一時1.9485%前後と7月5日以来約1ヶ月ぶりの低水準を付けたこともドル円の重しとなった。

→ISMの数値が悪かったのはかなりマイナスイメージですね。これを引きずってズルズル落ちなければいいですが…。そして、度々登場するファンド。もうこの人達が動くと一般庶民のトレーダーはお手上げなので動かないでほしいですね…。まあ無理なお願いですが。

金曜日:8月2日

通貨 内容
USD

トランプ大統領の発言により、107.80円まで下落幅を広げた。

「9月1日からいくつかの中国製品に10%関税を課す」

「中国の習近平国家主席は行動が遅い」

「中国と合意するまで徹底的に関税を課す」

→いよいよ待ったなしの状態になってしまいました。習さんが時間稼ぎせず譲歩の姿勢を見せないと、更に円高が進んでしまうので勘弁してほしいですね。ですが、火に油を注ぐように、中国が「米国が新たな関税を課すならば、対抗措置を取る」と発表したことで更に円高が進みました。 

7/29~8/2の仲値

7/29 7/30 7/31 8/1 8/2
108.45円 108.89円 108.64円 109.27円 107.17円

 

今週の所感

木曜日の夜から土曜日の朝にかけて落ち方がエグかったですね。どんどん落ちていってしまい、もう眺めることしかできませんでした。正直なところ、米ISM製造業景気指数を甘く見ていました。今週から週次報告を書き始めましたが、元はと言えば情報収集を怠っていたからで、市場ではISMに結構注目していたようですね。まあ、いかに情報が大切かということを学ばせてもらいました。

 

8/5~8/9の値幅予想

予想値幅:104.88円~107.92円

下はフラッシュクラッシュ時の値。

上は今週の最高値最安値の中間。

 

米中の関係悪化や指標の悪さがどの程度影響してくるか分かりませんが、どちらにしても下げ目線で見ていた方が利益は上げられると考えています。週明けからゴトー日ですが、戻りは期待せずに取引していこうと思います。

 

取引:売り目線