【リニア中央新幹線】開通したら飛行機必要ない!?リニア見学センターで見た超電導リニアの試験走行がスゴかった!!【山梨】

山梨へ行った時にリニア見学センターへ寄ってきました。リニアの工事をしているのは何となく知っていたものの、いつ開通するのか、どれくらい速いのか、区間はどこからどこまでなのか、知らないことが多かったので色々と勉強してきました。

 

 

そもそもリニアって何?

ここで言う「リニア」とは「リニアモーターカー」の略称です。

・リニア=直線の

・モーター=円筒状と円柱状の固定子と回転子から成るモーター

上記の意味からも分かるように、リニアモーターカーはモーターを真っ直ぐに伸ばした形で動力を得ています。

 

またリニアモーターカーには、磁気で車体を浮上させて進むタイプ車輪で進行しブレーキのみ磁気を用いるタイプがあります。他にも、10cmほど浮上している超電導タイプと1cm程度浮上している常電導タイプがあります。

 

 

現在工事中のリニアは磁気で車体を10cmほど浮上させて進むタイプの、超電導リニアと呼ばれています。まあ名前に深い意味はなく、”超電導磁石”を使っているからそう呼んでるみたいです。

区間は?所要時間は?料金は?

<リニア中央新幹線>

区間 距離 時間 料金
品川-名古屋 286km 40分程度 約11,700円
品川-新大阪 438km 70分程度 約15,000円

 

<品川-名古屋間の比較>

名前 距離 時間 料金
リニア中央新幹線 286km 40分程度 約11,700円
東海道新幹線 336km 90分程度 約11,000円
飛行機(羽田-中部国際) 461km 60分程度 約10,000円

<品川-新大阪間の比較>

名前 距離 時間 料金
リニア中央新幹線 286km 70分程度 約15,000円
東海道・山陽新幹線 336km 145分程度 約14,000円
飛行機(羽田-伊丹) 524km 60分程度 約8,000円

工事費用が概算通りに済むのか、実際の乗車率はどれくらいかによってリニアは料金が変動しそうですよね。ただ、この通りの料金で乗れるのであれば利用する人は多いと思いますし、私も是非利用したいと思います。

いつ開通するの?

区間 開通時期
品川-名古屋 2027年
品川-新大阪 2037年

開通までにまだ8年もあるのでその時期に予定通り開通できるのか少し心配にもなりますよね。IT業界では1年のプロジェクトでもリリースまでにトラブルが起きて結局2年掛かりましたみたいな事はザラだったので、インフラ業界は同じ轍を踏まないでほしいですね。

時速何kmで走るの?

ところでみなさん、現在日本で走行している新幹線の中で最速時速が何kmかご存知ですか?私は知りませんでした(笑)。調べてみたところ、東北新幹線の時速320kmが今のところ日本一だそうです。で、こちらのリニア中央新幹線はというと、何と時速505kmも出るそうです!

 

実際、リニア見学センターで試験走行しているリニアを写真で撮ってきたのですが、とんでもなく速かったです!

 

シャッターを連打したのですが、画角に入ったのは3枚だけでした。

 

正直、新幹線に興味はなかったのですが、生で見て感動しました。今こんなに速い乗り物があるのかと、こんなに間近で見られるのかと、来て良かったなと思えました。

 

また車体が浮いているということもあって、通った時に音が全然気にならなかったです。普通の電車であればガタガタ音がするので来ると分かりますが、このリニアは電子掲示板が無ければ通ったことさえ気付かないレベルです。

館内に設置された電子掲示板でリニアの現在地を表示しているので、あとどれくらいで来るのかが分かるようになっています。

リニア見学センターについて

開館時間・休館日

9:00~17:00(最終入館16:30)

休館日こちら(詳細はクリック)

料金

リニア見学センターは無料。

どきどきリニア館は以下の料金。

大人/子供 入場料
大人 420円
高校生 310円
小中学生 200円

場所・駐車場

山梨県都留市小形山2381

普通車:140台 / 障害者用:15台

最後に

どきどきリニア館は有料なので私から特に何も言えませんが、見学センターの方は気軽に立ち寄れますので近くを通られる方は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。あと、長さ50cmのロングバームクーヘンはお土産におススメです。